5月10日、宗祖・親鸞聖人のご誕生をお祝いして「降誕会<ごうたんえ>」をおつとめいたしました。
本来は5月21日のご誕生ですが、例年20日から21日にかけて、本山・本願寺(西本願寺)にておつとめされますので、当寺では期日を繰り上げております。
まず、みなさまとご一緒に「正信念仏偈」のおつとめ、引き続き住職より、宗祖の「み教え」とその言葉を私たちがどのようにいただいていけば良いのかをお話しいたしました。
また、今回は新たな試みとして、門信徒の方にもお話しをお願いいたしました。
ご自身のご人生を振り返りながら、お寺(み教え)との出遇いについて、そしてその出遇いがご自身の人生をどのように変えていったのか語っていただきました。すべての出遇いが、今、喜びとなっているという思いが伝わってくるお話しでした。
僧侶とは、また違った視点・経験からのお話しは、みなさまにもより身近に感じられ、胸に響くものがあったのではないでしょうか。
これからも、「互いが語り合うこと」を大切にしていくため、機会があれば門信徒みなさまに思いを語っていただく時間を設けていきたいと考えています。
法要後は、書院にてお抹茶ご接待をおこないました。みなさまも和やかな雰囲気のなか、親睦を深めていただけた様子でした。
参詣いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
なお、本願寺においては、下記の通り「降誕会」がおつとめになります。法要とともに慶讃行事も執り行われます。どうぞ、お時間がございましたら、お参りいただきたくご案内いたします。
◇本願寺 降誕会 http://www.hongwanji.or.jp
5月20日(水) 午後2時
5月21日(木) 午前10時