秋季彼岸会をおつとめ

彼岸中日の23日、秋季彼岸会および別修秋季永代経法要をおつとめいたしました。

彼岸にあたり有縁のみなさまをお偲びするとともに、み教えを次代に伝えるべく永年にわたり当寺を護持いただいたみなさまに感謝しつつ、そのご家族みなさまとともにおつとめいたしました。



おつとめを前に、ご参詣のみなさまをご家族ごとにご案内してお焼香いただきました。

おつとめは「正信念仏偈」-そのあとの法話は、みなさまに経本に目を通していただきながら、あらためてお釈迦さま・親鸞さまのお示しについて住職よりお話しいたしました。


「お下がり」としておはぎと裏庭で採れたすだちをお裾分け。

多くのお参り、誠にありがとうございました。


また、先日彼岸を前にして大谷本廟(西大谷)へ参拝いたしました。

親鸞聖人の墓所である「祖壇」前の礼拝堂「明著堂」へ参拝。

聖人をはじめ本願寺の歴代宗主、祖壇納骨されている有縁の皆さまを偲びつつ、おつとめいたしました。


第1無量寿堂内の2階にある本福寺納骨所。当寺とご縁のある皆さまのご遺骨が納められています。

香盒内のお香が残りわずかとなっていたため、持参したお香を補充いたしました。参拝時にはその都度確認していますが、香盒を開ける度にいつも多くの方がお参りいただいていることに気づかされます。


この日も含め、遠近各地よりご参拝いただいたご門徒皆さまのお名前が記されていました。

本福寺という一つの寺院を支えていただいたご縁で結ばれた皆さまにあらためて感謝し、御仏前にておつとめいたしました。


彼岸が過ぎると、秋の訪れ −  時間の流れの速さを感じます。