5月7日、前住職と前坊守〔現住職の父母〕の年回法要をおつとめいたしました。
本年は、当寺の前住職50回忌ならびに前坊守33回忌にあたります。
ともに浄土へ往生して長い年月が過ぎており、ご記憶のある方も少なくなってきていますが、そのような中、ご縁ある皆さまがご参詣くださいました。
午前11時、大津市内・長等地区の寺院ご住職さま、特に古くからご縁のあるご門徒さま、そして親類親戚とともにおつとめいたしました。
懐かしい映像をご覧いただきながら、前住職・前坊守の在りし日を振り返りました。
ご門徒さまとのエピソードにも触れ、穏やかな表情で皆さま話しに耳を傾けてくださいました。
懐かしい再会もあり、お話しに花が咲いていたようです。
前住職ならびに前坊守を偲ぶということ、それは同じ時代を歩まれ当寺を支えていただいた皆さまのご先祖を偲ぶことでもあります。み教えとともに歩まれた先人への思いを通して、僧侶として門信徒としての姿を、今一度見つめ直す時間にもなりました。
法要には、遠くは奈良県や和歌山県からもお越しいただきました。
多くの出会いに恵まれ、尊いご縁となりましたことを嬉しく思います。皆さま、ありがとうございました。