報恩講をおつとめ

11月5日・6日、宗祖・親鸞聖人のご遺徳を偲び、本年の「親鸞聖人 報恩講」をおつとめいたしました。

法要を前にして、例年同様、初日の午前に役員の皆さまなどがお集まりいただき、幕張りや会場設営、供物の仕分けなど準備を整えていただきました。

そして午後2時より初日のおつとめ

京町・清源寺ご住職のご導師のもと「奉讃大師作法」のおつとめ

参詣の皆さまとともに「正信偈」をおつとめいたしました。

引き続いて、大阪府南河内郡・極楽寺の田淵幸三師よりご法話をいただきました。

田淵師は本願寺派僧侶・布教使でおられますが、これまでピアニストとして芸術大学教授として音楽界の第一線で長年ご活躍されてきた方です。

このたびのご縁では、素晴らしい演奏と歌声を交えながら、自らの歩みを振り返りつつみ教えに出遇えたよろこびについてお話しいただきました。

明けて翌6日は第1日曜日でありますので、日曜礼拝をかねて朝8時より「正信偈」をご一緒におつとめいたしました。

法話では、今日まで伝え継がれてきた聖人ご往生の様子と、その際に遺されたお言葉についてお話しをいたしました。

午前10時からは、当寺住職導師のもと「阿弥陀経作法」を参詣の皆さまとおつとめ

引き続いて、滋賀県草津市・最乗寺ご住職の中井 至師よりご法話をいただきました。

ご法話は、ご持参された機器による映像を用いながら解りやすく丁寧に進められ、聖人があきらかにされた私の姿、その私が歩むべき道についてお話しいただきました

ご法話のあとは、本福寺合唱団による「仏教讃歌」の合唱

最後に扉を閉じ、本年の法要を終えました。

そのあとは、女性の皆さまが朝早くから準備してくださった「夕陽弁当」を美味しくいただきました。

多くのお供物ありがとうございました。法要後、参詣の皆さまに「お下がり」としてお渡しいたしました。

法要後、お見送りをしている際に「またお寺でお会いしましょう」と言葉を交わされる光景がありました。

寺院がお一人でも多くの方が集われる場となるよう、これからも努めてまいります。