大津市南部の各寺院にておつとめされてきた「報恩講」について、本年予定されている法要も残すところあと1カ寺となりました。
その中、22日には本願寺近松別院において法要がおつとめされました。
午前10時からの法要は、別院ご輪番のご導師のもと、近隣寺院よりご出勤されたご住職やご門徒さまとご一緒に「正信念佛偈作法」にておつとめされました。
引き続いて、滋賀県近江八幡市沖島・願證寺 本多昌道 師よりご法話をいただきました。親鸞聖人のご生涯やご往生の際の様子にふれながら、聖人の御教えについて丁寧にお話しくださいました。
そのあとは、ご輪番やご講師、ご住職や参拝の皆さまとご一緒にお斉(おとき/お食事)を美味しくいただきました。
本堂に掲げられている別院の懐かしい写真を眺めながら、いろいろな話をお聞きすることもできました。
初秋より各寺にて報恩講がおつとめされてきましたが、すべての法要を終える頃には早いもので冬の訪れを感じるようになります。
また、これより年末にかけては、古くから各ご家庭においても報恩講をおつとめしてきました。私たちにとって大切な法要を、ぜひご家庭でもおつとめしていただきたいと思います。
他寺院の皆さまとともに、前日に行なわれた清掃・準備にご協力いただいた皆さま、また本日の法要にご参拝いただいた皆さま、誠にありがとうございました。