秋季彼岸会をおつとめ

秋季彼岸の中日にあたる9月23日、秋季彼岸会(秋季永代経法要)をおつとめいたしました。

朝から曇り空が続き天候が気になりましたが、昼頃には陽が降り注ぐようになり穏やかな気候の下で法要時間を迎えました。

午後1時30分より有縁の方々のお名前を読み上げながら焼香のご案内をおこない、続いてご参拝の皆さまとご一緒におつとめいたしました。最後に住職から、彼岸にあたり「彼岸」「永代」についてふれながらお話しいたしました。


先日、月命日参りにお伺いしたところ、事前にお届けした法要案内をご覧になって「古き先祖について、あらためて家族みんなで考えました」というお話をお聞きしました。

日頃の暮らしの中では、ご先祖とはいえ4代・5代と遡りますと名前を目にすることも無いということが大半ではないでしょうか。

「これまでとは少し違った思いとともに、お参りさせていただきます」—  み教えを大切に、当寺を大切にしていただいたご生涯があったからこそ、そのご先祖の歩みがこの度の新たなご縁へとつながったことと思います。

「前に生れんものは後を導き、後に生れんひとは前を訪へ、・・・」〔註釈版聖典474頁〕

師のお言葉として親鸞聖人が大切にされ、私たちにお示しいただいたお言葉を思い浮かべる法要でもありました。

さまざまなご縁を通して、遠近各地よりご参拝いただきありがとうございました。

2017年9月23日 | カテゴリー : 法要報告 | 投稿者 : admin