元旦会をおつとめ

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

本日1日は、朝早くより新年のご参拝をいただきました。本堂へご案内の後、書院においてご家族の近況について、先立たれた方々についてなど色々なお話しをお聞きすることができました。

変わらずお元気なお顔やお久しぶりのお顔を拝見して、新年より尊いご縁をいただきました。

また、午後1時30分からは元旦会をおつとめいたしました。

「正信念仏偈」をご一緒におつとめ、引き続いて住職より年頭にあたってのご挨拶を申しあげました。寺院は皆さまにご参拝いただくことが何よりありがたいことであります。本年も法要行事がひとつでも多くのご縁へと繋がるよう努めていきたいと思います。

その後は御流盃の儀を執り行ない、皆さまと新たな年を迎えたことを慶び感謝いたしました。

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大晦日の夜は、多くの寺院で除夜の鐘がつかれたことでしょう。

当寺は戦時中の供出以後、鐘楼には梵鐘がないため除夜の鐘つきは実施していませんが、昨夜はご縁あって京都市内にて除夜の鐘つきに従事いたしました。

ご門徒やご近所の皆さまがお越しになり、夜深く2時頃まで鐘の音が響いていました。「初めて山門をくぐりました」「美しいお飾りですね」と本堂にご参拝される方も多く、新たな仏縁となっていただければと思います。