1月10日、本年最初の書道教室が開かれました。
当寺教室では毎月の課題について、先生からお手本をいただいて練習を重ねています。今日は本年の書き初めでもあり、これから一年の目標・思いを筆に込めての練習となりました。
こどもたちは楽しく和気あいあいと、成人の皆さまは先生のご指導に励まされながら本年最初の作品が揃いました。
私もご指導をいただいていますが、お手本の美しさはもちろん、書の歴史や過去の偉大な書家の逸話など先生の豊富な知識によるお話しも勉強になります。書の上達には練習だけではなく、その成り立ちや移り変わりを知ることも大切な事だと気づかされます。
この頃はパソコン、スマートフォンの普及で筆や鉛筆を手にすることも少なくなり、練習を怠れば書は乱れていく一方です。
時間に追われる中で、静かに書に向き合い美しい作品が仕上がると心が清々しくなります。本年も先生ご指導のもと、生徒皆さまとご一緒に練習に励んでいきたいと思います。