2月26日、前住職・三上専之(釋専之)の命日を迎えました。
前住職は明治27年、京都・伏見の浄土真宗寺院に生まれました。その後、幼くして先代と同様に2代続いて同寺院より本福寺に入寺し、大正4年に18代住職を継職しました。
以来、50年以上にわたって住職をつとめ、昭和42年に73歳で浄土へと往生しました。
往生からすでに50年以上経ちましたが、お参りなどの際に今でも時折、前住職を懐かしむお話しをお聞きすることがあります。
多くの苦難もあったことでしょうが、皆さまに温かく支えられ恵まれた有り難い生涯であったと思います。
命日を迎え本堂において前住職を偲びつつ、同じ時代を歩まれた有縁の皆さまを偲ぶ一日でもありました。