家庭での報恩講

報恩講は親鸞聖人のご遺徳を偲び、浄土真宗の教えを共々に聴く大切な法要・法座です。

毎年、本願寺では1月に「御正忌報恩講」として、全国の寺院でもそれぞれの時季におつとめされています。また、寺院に限らず、地域や家庭においても人々が寄り合いおつとめされてきました。

当寺のご門徒も、今では軒数は少なくなったものの、主に秋から年末にかけて毎年親族や家族がお集まりになり報恩講をつとめてくださっています。

本日、その中の一軒であるご門徒が、当寺で本年最初となるご家庭での報恩講をつとめてくださいました。本年は先代さまの年回法要をお迎えということもあり、にぎやかにご家族4代そろってのおつとめでありました。

ご一緒に手をあわせながら、古くから受け継がれてきた法座を継続していく大切さを感じるご縁でもありました。