浄土真宗本願寺派（西本願寺）主催の寺院関係者を対象とした研修に参加いたしました。

本願寺宗務所在職時のご縁もあってお誘いをいただき、 昨年７月より計４回、zoom（web会議）での講座に参加し、先日最終回の講座を終えました。

本研修は自坊や自宅に居ながら参加できることもあり、北海道や九州など全国の寺院から参加がありました。講座では参加者とパソコン画面を通して意見を交わし、講師の指導を仰ぎながら自身の寺院づくりのビジョンを練り上げていきました。

滋賀の寺院と同じように、各地の寺院も過疎化高齢化に直面して厳しい環境下にあることをあらためて知りました。また、当然のことですが厳しいのは寺院だけでなく、ご門徒の皆さま（地域の皆さま）も同じであるとの声がありました。常に心に留めておかないといけないことです。

それでも参加者皆さんの積極的で前向きな姿勢が伝わり、すでに実践されているアイデアあふれる寺院づくりはとても参考になりました。

今後は、講座において大切だと気づかされたこと、あわせて寺院本来の成すべきことを大切にして、有縁の皆さまと一緒になって寺院づくりを実践していこうと思います。