2月25日、石川県・能登地方よりご住職など寺院関係者6名が来訪されました。
能登地方は古くから真宗寺院が多く、特に真宗大谷派(東本願寺)の寺院が多くあります。そのため、昨年1月の地震では同派の各寺院も全壊半壊など深刻な被害に遭われました。
その中、本日午後、真宗大谷派の能登教務所所長さまと珠洲市の同派寺院ご住職が来訪されました。
当寺は令和5年にご門徒などのご懇念によって鉄骨造の本堂を新築いたしました。木造の旧本堂とは異なる景観となりましたが、様々な負担をできる限り軽減しつつ、より良い本堂をという皆さまの願いを形にしたものです。
ご一行は、被災寺院の再建にむけた取り組みの一つとして、当寺本堂の施工業者さま引率のもと、本堂見学と現地説明のために遠路来訪されました。
甚大な被害の中での復興・本堂再建は想像できないほど大変なことと思いますが、「地域復興のためにも、念仏を絶やさないためにも」との思いをお聞きしました。
当寺へ訪れていただくことが、わずかながらも復興へのお手伝いとなれば幸いです。本宗派寺院の復興支援とともに、宗派を超えた支援にもできる限り取り組んでいきたいと思います。
