お盆参りが終わり、今は秋の法要に向けた準備を進めている毎日です。
寺院の日常のつとめとなると、ご門徒の月命日参りが中心になります。同じ真宗寺院でも地域によって違いがありますが、大津では古くから大切にされてきた仏縁です。
本日は何代にもわたってご縁が続くご門徒宅にお伺いし、勤行を終えた後はさまざまなお話を交わしました。浄土へと往生されたご両親への思い、親としてのお子さまへの思い、幼い頃からのお参りの思い出など、話は尽きずあっという間に一時間近く時間が過ぎていました。
どのご縁でも、ご門徒の何気ない一言から教わることがあり、時には反省することもあります。
いろいろな事情もあって月命日参りが難しい時代となりましたが、そんな中でも毎月大切におつとめいただくことは、とても有り難いことです。
この日のお参りを終え帰り際には、お供え・お土産を多くいただきました。温かなご門徒とのつながりである日々の仏縁を、これからも大切にしていきたいと思います。