6月2日の総永代経法要を前にして、準備を進めています。
本日は本堂内陣の荘厳をおこないました。本尊や御影前の卓(じょく)にお掛けする打敷や水引を本堂裏から取り出してきました。
有り難いことに打敷・水引や仏具は、そのほとんどが寄進してくださったものであり、ご門徒のお名前が記されています。準備の時にはいつも思わず手が止まり、見入ってしまいます。
冬期用のためしばらく蔵に片づける打敷には、明治31年の記念法要の際に新調されたことが記されていました。少し傷みはありますが120年以上、内陣を飾ってきたものです。
新しい本堂にも、これまで本福寺を支えてくださったご門徒の温かな思いが残っています。 2日は総永代経法要をおつとめいたします。み教えを大切に生涯を歩まれ先立たれた方々を偲び、おつとめいたします。