６月１７日、本堂においてご門徒の永代経読経を執り行ないました。

この日、施主さまは和歌山からお参りをいただきました。元は市内のご自宅にてお参りを重ねてくださっていましたが、代替わりなどを経て和歌山へと仏壇を移されました。

これまで何度か和歌山へと足を運びおつとめしてきましたが、皆さまの体調などの面から一つの区切りとして、このたびご親類そろってのお参りとなりました。

有り難いことに、今後も形は変われど当寺とのご縁をつないでいただくとのことで、その温かなお心にあらためて深く感謝した次第です。

門徒台帳を見ると、京都や大阪、関東地方など市外のご住所が多くなってきました。これから、時代の流れと共に寺院とご門徒とのご縁のあり方も変わっていくことでしょう。

それでも当寺の多くのご門徒は、大津を離れられても変わらずお心を寄せてくださっています。有り難うございます。