8月下旬、本年の盆参りを無事に終えました。
例年同様、どのご門徒も温かく迎えていただきました。何より、老若を問わずどなたも念仏を申しつつ、ご一緒におつとめいただいたことが有り難くうれしいことでした。
毎年お参りされる幼いお子さまが「今年は今までより、上手におつとめできたよ」と、ご家族にうれしそうに話される姿は、心に残りました。ご高齢のご門徒が痛みをこらえ、ひとり静かに手をあわせてくださる姿もありました。結婚や出産などをご縁に、新たなご家族がお参りいただいたことも有り難かったです。
一方、家族のあり方などさまざまな社会情勢の変化もあり、盆の迎え方にも変化を感じます。盆参りを当たり前のご縁ととらえることなく、これまで以上に丁寧に、その意義をお伝えしていく必要も感じます。
あわただしく過ぎ行く暑さ厳しい日々でしたが、おかげで皆さまと有り難いご縁をいただきました。あつく御礼申しあげます。

酷暑や豪雨の中、よく走ってくれました。