1月9日から本山・本願寺(西本願寺) にておつとめされています、宗祖・親鸞聖人のご命日法要「御正忌報恩講【ごしょうき ほうおんこう】」について
当寺では、本年は法要2日目、1月10日を参拝日としてご門徒みなさまにお声掛けをさせていただき、午後2時からの逮夜法要にご一緒に参拝いたしました。
昼過ぎに大津・本福寺を乗用車で出発して途中各自宅までお迎えにあがり、そのまま京都へと車を走らせました。本願寺までは約40分、遠方よりお越しの方々のことを思うと本当に有り難いことです。
例年の法要を振り返ってかなりの寒さを覚悟しての参拝でしたが、満堂のおかげでしょうか、思いのほか寒くもなくホッとしました。
法要は「奉讃大師作法」最も親しみのある「正信念仏偈」のおつとめです。
法要終了後は、他の参詣者みなさまが退出されるのを待って聖人御影の前まで移り、今一度静かに手をあわせてご遺徳をお偲びいたしました。
参拝を経て、各地より出勤された大勢の僧侶の姿や雅楽演奏など平素の当寺法要とは全く違う景色に、みなさまあらためて感動された様子でした。これらは、やはり御正忌でしか遇えないご縁と慶びを共にいたしました。
永年ご縁のあるご主人、および三代そろってのご家族がご参拝くださいました。幼いお子さまも眠気と格闘しながらしっかりお参りしてくれました。
また、私たちとは時間を前後して、何名かの当寺ご門徒さまもご参拝されていたようです。お寒い中、誠にありがとうございました。