１２月２７日、冬のこどものつどい（キッズサンガ）として餅つきをおこないました。

当寺ご門徒さまのこどもたち、ご近所のこどもたちが参加してくれました。

１１時の開始以降、どんどんこどもたちの数が増えていきました。

慣れている子、慣れない子など様々ですが、当寺役員さんやお父さんの力を借りながら、９升の餅を６回に分けてみんなでついていただきました。

使用する餅米は、ご門徒さまよりお供えいただきました。

つきあがった餅は、小さく切った後に丸めてもらいました。みんな手も服も粉まみれになってしまいましたが、餅つきよりもこの作業の方が楽しかった子もいたようです。

お手伝いのご門徒さまがお持ちくださった、餅切り器は本当に助かりました。

きなこ・あんこ・ぜんざい・のり巻きと、それぞれ好きな味付けで美味しくいただきました。自分たちでついたつきたての餅は、やはり美味しいです。

みんなでついた餅を「ありがとうございます」と、ほとけさまにお供え

「いただきます」は堂内が少し混乱したため、全員揃うことができませんでしたが、「ごちそうさまでした」はみんな揃って手をあわせて。

ご門徒さまだけではなくご近所からもたくさん参加していただきましたので、ほとけさまとあわせて、ご家族や友だち、学校の先生などお世話になっている人たちの顔も思い浮かべながら、手をあわせてもらうようにお話しいたしました。

美味しくいただいた後は、恒例の追いかけっこが始まります。

つい、「走ったらダメ」と声を掛けがちですが、そこは我慢です。目を配りつつ、せっかくですからこどもたちが飽きるまで思う存分自由に走り回ってもらいました。

役員の皆さま、婦人会(女性)の皆さまや、ご近所から参加くださったお父さまお母さまなどのお手伝いをいただきながら、盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。

このような「つどい(キッズサンガ)」では、こどもたちに対して積極的に「大切なこと」を語りかけることも必要ではありますが、当面はあえて色々と語りかけるのではなく、それぞれ見たまま感じたままに家に帰ってもらうことを大切にしていきたいと考えています。

そして、こどもたちが自分の言葉でご家族や友人に「お寺で やった事、思った事」を伝えてもらいたい、と願っています。

【次回のつどい】
「はなまつり」～おしゃかさまお誕生をお祝い～
平成２８年４月８日（金）１３:３０～　ご自由にお越しください（無料）

＜キッズサンガ　kids-sangha.hongwanji.or.jp  ＞