春季彼岸会と春のつどい

彼岸中日となる20日、春季彼岸会をおつとめして引き続き「第16回 門信徒会 春のつどい」を開催いたしました。

天候に恵まれ、心地よい中での法要となりました。

午前10時30分より住職調声のもと、皆さまとご一緒に「正信念仏偈」をおつとめしました。

彼岸会は初めて当寺へご参詣になる方もおられるため、広く親しまれている正信念仏偈をおつとめしています。法要においては、外陣より皆さまのおつとめや念仏が聞こえ堂内に響いていくことが、何よりありがたいことです。

続く法話では「彼岸」について、そして宗祖・親鸞聖人がお示しくださった私が歩むべき道についてお話しいたしました。

秋の彼岸は、盆と並んで古くから大切にされてきた仏事行事です。亡き人びとへの思いを通して、今生かされている自身のいのちを見つめ直すご縁へとつながることを願いお話しいたしました。

法要後は「春のつどい」へと移り、まず滋賀県内を中心に活動されている三線サークル「心(くくる)」の皆さまに琉球沖縄音楽を披露していただきました。

11名での演奏、豪華な衣装での舞踊は迫力があり見応え充分でした。演奏に合わせて参詣の皆さまとともに歌い踊り、アンコールにも応えていただくなど、南国文化に触れる貴重で楽しい時間となりました

昼食の後は女性コーラスによる手話を交えた合唱や坊守によるクイズ大会、のど自慢でにぎやかに過ごしていただき、最後は恒例のお楽しみ抽選会で大いに盛り上がりました。

毎春に、今いただいている「いのち」を精一杯よろこび感謝する時間として開催している春のつどいを本年も無事終えることができました。

遠近各地よりご参詣いただきありがとうございました。

また、役員の皆さまや婦人会の皆さまには、さまざまな事前準備を進めていただきました。心より御礼申しあげます。