子どもの日である5月5日、新たないのちの誕生をご縁として、ご仏前に於いてお祝い奉告式を執り行ないました。
寺院においては「初参式」として、主にお子さまのご誕生を通してお子さまやご家族の初参りをおつとめしています。新たないのちの恵みを慶び、仏さまに奉告することを大切にしてきました。
お子さまのご誕生と初参り、それは同時に父母として、祖父母として、更には姉兄としての初参りでもあります。今回のご縁は、これまでとはまた違う思いの下でのお参りとなったことでしょう。
「私たちの子」としてだけではなく「仏の子」として、その尊い恵みに感謝しつつ、ご家族がともに歩んでいただくことを願っています。
新たないのちの誕生を通して、私たち自身のいのちにも向き合う尊いご縁となりました。