今から古く１２月８日、釈尊が６年にわたる苦行を経てブッダとなられた（さとりを開かれた）と伝えられ、そのことをお祝いする仏事が「成道会（じょうどうえ）」です。

各地で法要行事が行われる中、私は１２月９日に本願寺山科別院（京都市山科区東野）にて成道会のご縁をお迎えしました。

同別院では主に子どもたちを対象として毎年行なわれており、この日も午前９時３０分より本堂において法要がおつとめされ、その後は日頃から同別院を拠点として活動されているボーイ・ガールスカウトの皆さまや子ども会担当の大学生皆さまが中心となってお餅つきや楽しいゲームなどが夕刻まで催されました。

ご近所からも多くのご家族が参加されていたようで、尊い仏事を通して釈尊の大切な教えにふれていただく良きご縁となったのではないでしょうか。

京都はこの冬一番の冷え込みとなりましたが、寒さに関係なく広い境内を走り回る子どもたちの姿に心癒される一日でもありました。つきたてのお餅も美味しくいただきました。