大津から山科へ~近江の参道をゆく~

3月17日、滋賀教区の季刊誌『おうみ法の友』の企画として「近江の参道をゆく」が実施されました。

今回は大津から京都山科まで、本願寺第8代・蓮如上人が実際に歩まれた道を上人ゆかりの地をめぐりながら歩く旅となりました。

朝9時30分、県内各地から参加されたご門徒など22名でJR大津駅を出発して、大津の寺院や旧跡をめぐり、その後は逢坂の関を越え東海道を山科めざして歩きました。山科においてもゆかりの寺院や上人御廟所を訪ねて、今もなお上人の足跡がしっかりと遺っていることに気づかされました。

いつもは車で何気なく行き来する道を自ら歩くことで、上人や先人たちのあつい思いに触れ、同時に大津や山科の魅力を再発見することが出来ました。天候にも恵まれ、心地よい中で貴重なお話を聞きながら楽しく学びの多い歩みとなりました。

「追分の道標」にて、同行くださった本願寺史料研究所研究員・岡村善史先生のお話を聞く
滋賀と京都の県境を越え、旧街道を歩む