報恩講を終える~滋賀教区大津組~

報恩講は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご命日をご縁とする法要です。

滋賀教区大津組(市内南部19か寺)の各寺院では10月初旬から順次おつとめされ、本日23日のご寺院で本年の報恩講を終えました。

ここ数年と同様にご門徒のお参り合いは残念ながら見送りましたが、僧侶の法要出勤のお参り合いは久しぶりに再開され、この秋は各寺院にてご縁を重ねることができました。

今日のご寺院では、おつとめ後のご法話を聴聞して、「臨終」に触れたいのちの無常と尊さに迫るお話を有り難く聴聞しました。あわただしく時間が流れる中、仏法を聴聞する時間は自身の姿を振り返る心落ち着く時間でもあります。

なお、今月29日には本願寺近松別院にて午前10時より報恩講がおつとめされます。大津地域では本年最後の報恩講となりますので、どうぞご参拝ください。

午後お参りに伺ったご門徒宅の前にて