２月２日、「布教使課程」受講生の方々による新春法話会を開催しました。

同課程では、布教使を目指して若い僧侶の方々が西本願寺門前の「伝道院」で全寮制にて勉学に励まれています。 その研修の一環として各地寺院で布教実習がおこなわれており、今回宗派からのご依頼を受け一会所となるご縁をいただきました。

実習には引率ご講師と受講生３名がお越しになり、午後２時から「新春法話会」と題して皆さまのご法話を聴聞しました。

受講生のご法話は、どなたもとても聞きやすい口調で、自身の悲しい経験、嬉しい経験をふまえながら仏法に出遇えた慶びをお話しくださいました。この日までの厳しい学びが想像される、落ち着いた立ち振る舞いが心に残りました。

最後に引率ご講師のご法話があり、ユーモアを交えながら、本来救われ難いこの私が「仏と成る」ことの意味をお伝えくださいました。

法話終了後の振り返りの場では、ご門徒皆さまから一様に良いご縁をいただいたとの声が上がりました。いつもとは少し違う雰囲気の法座を喜んでくださいました。心温まる法座となりました。

受講生皆さまが、今後は布教使としてご活躍されることを願っております。有り難うございました

ご縁をいただいた方々
布教使課程受講生：大佛 顕正さん 竹田 空善さん 富永 里菜さん
引率講師：野瀬 妙恵 師