2月4日、布教使課程の布教実習が当寺を会所としておこなわれました。
布教使課程の全寮制コースでは、西本願寺に隣接する「伝道院」にて45歳未満の僧侶方が布教伝道について勉学に励まれています。
研修も残りわずかとなるこの時期には、各地の寺院を会所とした布教実習がおこなわれています。昨年に続いて宗派の担当部からご依頼があり、本年もお受けすることとなりました。
午後2時より勤行、続いて3名の受講生のご法話を聴聞いたしました。皆さん少し緊張気味でありましたが、笑いあり、感極まって涙ありとお若い僧侶ならではのハツラツとしたご法話でありました。また、落ち着いた立ち振る舞いからは、日々の学びを感じました。
休憩をはさみ、引率ご講師の広島県光乘寺・中村啓誠先生よりご法話をいただきました。とてもユニークなエピソードを交えながら、私の真の姿、そしてこの私こそを救いの目当てとされる如来のはたらきをお伝えいただきました。この日の受講生のご法話と思いを振り返ってのお話もあり、そこからはご講師としての優しさと大きな期待が伝わってきました。
最後に数名のご門徒より感想をお聞きしました。いずれも、これからの歩みの糧となるような温かな言葉でありました。
今回は滋賀教区大津組仏教婦人会、同 寺族婦人会の皆さまにもお参りいただきました。お誘いあわせて遠方からのお参りもあり、多くのご縁に恵まれる法座となりました。
このたびご縁をいただいた受講生皆さまのご活躍を、一同願っております。中村先生、受講生の皆さま、ありがとうございました。


