仏前において新しいいのちの誕生をよろこび、健やかに成長されることを願う儀式「初参式<しょさんしき>」
今般、ご門徒さまより、9月下旬のお子さま(お孫さま)ご誕生をご縁としておつとめのご依頼をいただき、2歳になられるご兄弟とともに受式くださいました。
まず、記念としてお子さま用念珠・式章を贈呈し、ご家族そろってのおつとめ、手にしたばかりの念珠で焼香をしていただきました。引き続き「初参式についての消息」を拝読、最後に2人のお子さまのお名前に込められたご家族の思いにふれつつ、ほとけの子として健やかに育っていただきたいという願いをお伝えいたしました。
通常、初参式はお子さまの泣き声や「我慢の限界」という時間に配慮しながら執り行うのですが、この日は最後までとても静かに落ち着いた様子で、予定通り終えることができホッといたしました。
仏前儀式については、寺院によっては恒例法要にあわせて賑々しく執り行われているところもありますが、当寺ではお申し出を受け日程調整を進めながらご家族ごとに随時行っております。
これからも、より多くの皆さまに人生の節目を仏前にてお迎えいただき、感謝とよろこびの時間としていただけるよう取り組んでまいります。