4月11日は聖徳太子のご命日と伝えられています。
太子のご生涯については諸説ありますが、私たちの宗派においては本日をご命日としてお迎えしており、本山・本願寺では「聖徳太子会」の法要がおつとめされ他寺院でも法要などがつとめられています。
宗祖・親鸞聖人は太子を「和国の教主(日本のお釈迦さま)」と敬われており、遺されたお言葉の中でも太子のお名前を見ることができます。
このことから、真宗寺院では平素から本堂の余間に御影(御軸)を奉懸しています。
多くの功績とともに仏教興隆にも尽力されたご生涯を振り返りながら、ご命日にあたりご遺徳をお偲びいたしました。