本日、年忌法要(ご法事)をご縁とした納骨をおこなうため、大谷本廟へ参拝いたしました。
葬儀以来、これまでご自宅の仏壇脇にご遺骨をご安置されてきましたが、本年に年忌法要を迎えることから本廟へ納骨されることになりました。
午前にご自宅において法要をおつとめして、そのあとご門徒さまやご親類の皆さまと京都・大谷本廟へと向かいました。
到着後に受付にて手続きをおこない、親鸞聖人の墓所・祖壇の側に納める「祖壇納骨」と当寺納骨所(納骨堂)に納める「無量寿堂納骨」のため、ご遺骨をそれぞれ容器へと移していただきました。
準備を終えると、まず祖壇納骨にあたり仏殿において本廟僧侶皆さまによる読経の中焼香をおこない、ご法話をいただきました。
そのあと、ご遺骨とともに祖壇前の拝堂「明著堂」へと移動いたしました。
あらためて明著堂において焼香をおこない、ご遺骨はここでお預けいたしました。
お預けしたご遺骨は、本廟僧侶の手によって宗祖・親鸞聖人の墓所「祖壇」の側へと納骨されることになります。
祖壇納骨を終え、続いて無量寿堂納骨のため「第1無量寿堂」へと向かいました。
堂内2階にある当寺納骨所には、多くのご門徒さまのご遺骨が納められています。
ご仏前をお飾りして読経をおこない、ご門徒さまに納骨していただきました。
「今日の納骨をご縁として、大谷本廟や本願寺への参拝を重ねていきたいです」と有り難いお言葉をかけていただきました。
私にとりましても、尊いご縁となる納骨参拝となりました。