7月27日、本堂の後門柱を取り外し、仏具や机・椅子などの備品を搬出しました。
朝8時から修繕をお願いする仏壇店や本堂建設施工業者の皆さまにお越しいただき、時間をかけてとても慎重に作業を進めてくださいました。
本尊をご安置する宮殿の左右後方に位置する後門柱は、傷みが進んでいますが修繕を経て新しい本堂でも用います。
あわせて、内陣の仏具や机・椅子などの備品を搬出しました。こちらは引っ越し業者の方にお願いし、主に仏具は境内の蔵へ、その他の備品は近くの倉庫へと移しました。
備品を一時的に保管する場所は、近隣のご門徒が所有される倉庫の一部を快く無償提供してくださいました。とても有り難いことです。
また、縁側や扉などの木材資材は、それらを取り扱っておられる業者の方に引き取っていただきます。まずは、一部をはがされたり各所を細かくご覧になり状態を確認していただきました。
新しい本堂は現本堂とは構造が異なるため、残念ながら多くの資材や装飾を再度用いることができません。できるだけ処分するのを避け、何らかの形で役立てていただきたいと思います。
暑さ厳しく、一時は強い雨が降るなど大変な気候の中でも丁寧に作業を進めていただいた皆さま、有り難うございました。