７月１８日、滋賀教区教務所にて発刊されている冊子『法の友』の取材企画として「魅力発見の旅」と題した一日旅行が行われました。

県内各寺院からご住職やご門徒さまが参加され、まず彦根市薩摩の善照寺へ参拝いたしました。 同寺は、歴史ある本堂や庫裏が残されており、今日ではなかなか目にすることが出来ない大きな木柱を用いた寺院内をご住職にご案内いただき、湖国における真宗の歴史を垣間見ることができました。

昼食後は、甲良町尼子の「彦根仏壇永樂屋･彦根工場」へ。仏壇の工程を順次見学し、金箔張りの体験をいたしました。職人さんの見事な技法を拝見し、その姿からは伝統の技を伝承するという篤い思いが伝わってきました。

歴史ある寺院への参拝と、伝統の仏壇工程の見学を通して、湖国における真宗の歴史に触れ、その魅力を再発見する有意義な一日となりました。 先人達のご苦労と足跡を学び、お念仏に出遇えた喜びをあらためて感じました。