3月21日、春季彼岸会をおつとめ、引き続き春のつどいを開催いたしました。
まず開催にあたっては、今月上旬に役員皆さまにお集まりいただき、ご出欠の取りまとめや打ち合わせをおこないました。
女性の皆さまには、抽選会の景品買い出しの準備をお手伝いいただきました。
当寺では、法要や葬儀法事などの際、ご一緒に読経していただくことを大切にしております。よって、焼香のご案内は読経前におこない、法要中は常に経本に目を通していただきながら、経文にふれていただくことを心がけています。
本法要も、ご参詣皆さまのおつとめの声がひろがりました。大変ありがたいことです。
引き続き、住職法話。あらためて「彼岸」についてお話しいたしました。
本年は、立命館大学落語研究会の皆さまにお越しいただき「学生落語」をお願いいたしました。3名の演者皆さまがそれぞれ個性あふれるお話しを披露してくださいました。
学生さんらしく元気はつらつと、同時に味のある落ち着いた口調でもあり、堂内は大きな笑いに包まれて楽しい時間を過ごすことが出来ました。
食事をはさんで午後の部へ。始めに当寺合唱団に出演いただきました。
のど自慢大会で盛り上がった後、最後は恒例のお楽しみ抽選会をおこないました。景品を手に入れることが出来た方も、残念な結果に終わった方も、楽しんでいただけたのではないでしょうか。
ご門徒さまのつながりが時代の流れとともに難しくなるなか、「ともに過ごす時間を通して、今日のいのちに感謝し喜びましょう」をテーマとして始めました「春のつどい」も、本年で15年目となりました。
寺院といえば別れの場所という印象が色濃いなかで、本来の寺院の姿「出会いや感謝の場」となるよう、皆さまのご理解ご協力のもと、これからも続けていきたいと考えております。
遠くは愛知県在住のご門徒さまもご参詣いただき、尊いご縁をいただくことが出来ました。
お手伝いいただいた皆さま、お供物をいただきました皆さまにも、重ねて御礼申しあげます。