本願寺八幡別院(近江八幡市)では、14日から16日にかけて本年の親鸞聖人報恩講がおつとめされています。
2日目となる本日は朝から法座が続き、夜6時からおつとめされた「初夜」に参拝いたしました。
本堂において「正信念仏偈」の勤行、引き続いて親鸞聖人90年のご生涯があらわされた『御伝鈔』が拝読され、その後、ご講師のご法話を聴聞いたしました。
日中に比べると少し寂しい堂内ということもあり、ご講師自らが参拝者へと歩み寄られてのご法話となりました。おかげで互いが語り合うかのような座となり、皆さまとともに聖人のご遺徳をお偲びいたしました。
陽が沈み冷え込んだ中でありましたが、かえって聖人ご往生時の様子が偲ばれるとともに、あらためてその み教えとの出遇いに感謝する尊いご縁となりました。
また、堂内には「子ども作品展」開催にあたり、県内各寺院から寄せられた「絵画」「書」の作品が展示されていました。
当寺書道教室や月忌参詣時に、出品してくれた子どもたちには美しく展示されていたことをしっかりと報告したいと思います。