11月におつとめする慶讃法要に向けて、準備を進めています。
本日は法要開式を告げる鐘である「行事鐘」を当日打っていただくご門徒にお越しいただき、簡単な説明と練習を行ないました。
当寺での行事鐘は、役員でもあったご門徒に長年お願いしていましたが、数年前にご往生されて以降担い手が定まらず、ときには私が打ってきました。
平素の法要では問題ないのですが、このたびの慶讃法要では差定の都合で私が打つことができません。そこで、新たにご近所のご門徒にお願いをしたところ快く受けてくださり、本日の午後に初練習を行ないました。
練習後は、準備した打ち方を記したメモと鐘を打つ鐘木をお持ち帰りになり、木片を鐘に見立てご自宅でも練習されるとのことです。「精一杯、させていただきます」と頼もしいお言葉があり、とても有り難くうれしく思いました。
また、本堂幕について、旧本堂で用いていた幕は引き続き新本堂でも用いるのですが、形状が大きく変わったため、新本堂にあわせて一部を裁縫していただきました。
裁縫に長けておられる婦人会のご門徒と坊守によってきれいに仕上がり、これでこれからも新本堂を華やかにお飾りすることができます。
多くの方々の温かな支えによって、一つずつ準備が整ってきました。法要まであとひと月、すべきことはまだ多く残っていますが、より良い法要となるよう準備を進めていきます。
◇親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年 慶讃法要
11月11日(土)午後2時
◇本堂落成慶讃法要 住職継職奉告法要
11月12日(日)午後2時