滋賀教区大津組各寺院での令和5年報恩講はすべて終わりましたが、昨日今日とご家庭や別院でのおつとめが続きました。
浄土真宗において大切な法要である報恩講は、寺院だけではなく地域ごとやご家庭においてもおつとめされています。当寺でも軒数は少なくなりましたが、毎年ご家族が寄り合いながらおつとめいただいています。
昨日伺ったご門徒宅では仕事の合間を縫ってお若いご家族もお参りいただき、皆さまそろって正信念仏偈をおつとめしました。その後は近況についてお話を交わし、日々の恵みをあらためて喜ぶご家庭での報恩講でありました。
本日29日は、本願寺近松別院にて報恩講がおつとめされました。
法要前には隣接する近松保育園の園児たちが参拝し、「なもあみだぶつ」と大きな声が本堂に響き、和やかな雰囲気の中でおつとめが始まりました。
おつとめ後は、ご講師の東近江市・淨光寺 藤澤信照師のご法話を聴聞しました。終始穏やかなお顔でお話をいただき、皆さま静かに聞き入っておられました。とても心に響くご法話を聞かせていただきました。
なお、法要前日の清掃と準備作業には、他寺院のご門徒とご一緒に当寺ご門徒もご参加いただきました。本日もご参拝いただくなど別院での法要を支えていただきました。有り難うございました。