2月8日、令和6年度「滋賀教区大津組 “御同朋の社会をめざす運動” 研修会」が大津組事務所(大津市御幸町・淨宗寺)にて開催されました。
ご講師として大阪府池田市 如来寺副住職、龍谷大学・相愛大学非常勤講師の釈 大智師をお迎えし「社会の中の念仏者と寺院」をテーマにお話しいただきました。
午後3時よりおよそ一時間、これまでに議論され問われてもきた寺院や僧侶の社会性・公共性について、またご講師が取り組んでおられるグループホームや私設図書館の運営にまつわるご苦労やよろこびについて、わかりやすく具体的にお話をいただきました。
私たちが今すぐ同じように実践していくことは簡単ではありませんが、自身のあり方を大きく見つめ直す刺激ある学びとなりました。
降雪の影響が残る中にもかかわらず、50名以上の皆さまがご参加され意義深い研修会となりました。
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本日の午前、ご門徒のご法事を本堂においておつとめしました。
平素よりご家族揃って仏縁を大切に重ねていただき、この日もお若い方々も集われてお参りくださいました。息子さまのお一人は現在海外におられ、残念ながらお参りいただくことは出来ませんでしたが、スマートフォンの画面を通して海外からお参りいただきました。
法事中、後方のスマートフォンからは読経される声が聞こえてきました。以前は寺でのおつとめ練習会にもお越しいただくなど、とても有り難いご家族であります。
時の流れと共に家族のあり方も変化していきますが、ご門徒皆さまにこれからも出来得る限り仏縁を重ねていただけるよう、私自身もつとめていきたいと思います。
