滋賀・日野の町を歩く

3月6日、滋賀県東部の町・日野を訪ね、今も残る古い街道を歩きながら歴史ある寺院を参拝しました。

滋賀教区の季刊誌での企画として、県内寺院のご門徒など約30名で町中を歩きました。

日野駅に集合出発した後、真宗大谷派の寺院2か寺と本願寺派の寺院1か寺を順に参拝し、各寺が所蔵される貴重な法宝物を拝見しました。法宝物を通して本願寺の苦難の歴史を知り、本願寺を支え続けた当時の人々のご苦労を偲びました。いずれの寺院も立派な御堂で荘厳も素晴らしく、この地の信仰の深さを感じました。

今回は、毎年この時期に催されている「日野ひなまつり紀行」にあわせた企画でした。街道沿いの商家や民家には華やかなひな人形が飾られており、かつては商人の町として繁栄したことが伝わってきました。

朝9時から夕刻まで、肌寒い中での長き町歩きでしたが、念仏の町として、商人の町として栄えた町並みを歩き、とても楽しく意義深い一日となりました。