3月26日、こどもたちの小学校新入学をお祝いする「勧学式」をおこないました。
当寺婦人会主催の仏事として回を重ねて、本年で58回目となりました。
今春に新入学を迎えるご門徒のお子さまとご家族の皆さまがお越しいただき、ご仏前において新たな門出をお祝いいたしました。
午後2時に開式となり、まず婦人会長よりお祝い申しあげました。
開扉に続いてこどもたちによる献灯をおこない、堂内を進みながらほとけさまに灯火(蝋燭)をお供えしてもらいました。
暗かった堂内が自ら手にした灯火によって明るくなる様子を通して、灯火=ほとけさまのはたらきと大切さを感じてもらえればと思います。
住職のおつとめとともに、この日受付でいただいたばかりの念珠を手にしてご家族とご一緒に合掌。みんな美しく手をあわせてくれました。
続いて、ご一緒にお越しいただいたご兄弟姉妹のこどもたちも合掌です。
あらためて住職よりお祝いの言葉をお伝えして、門信徒会と婦人会からのお祝いの記念品を贈呈いたしました。
クラッカーでこの日出会ったお友だちと一緒にお祝いした後、おいしいケーキをいただきました。
最後はお楽しみのおみやげを目指して恒例の家族対抗ミニボーリング大会をおこない、大いに盛り上がりました。
素敵な風船とおみやげのお菓子を手にした後、ほとけさまへ今日一日の御礼を申しあげて、58回目となった勧学式を終えました。
わずかな時間ではありましたが、堂内に笑顔あふれる楽しくにぎやかな一日となりました。
こどもたちには、これからも手をあわせることを大切にしながら「ほとけの子」として歩んでくれることを心より願っています。新入学おめでとうございます。